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2008.07.30  横浜 インプラント専門医ブログ

【アーリントン=塚沢健太郎】ついに3000本安打が飛び出した。マリナーズのイチロー外野手は29日、レンジャーズ戦に1番右翼で出場、第1打席の初球を狙い打って左前安打を放ち、日米通算安打数を3000本とした。日本で1278本、メジャーで1722本。イチローは34歳、プロ17年目、2175試合目で偉業を達成した。この日は5打数2安打1打点で、今季36度目のマルチ安打をマーク、打率を.298に上げ、安打数を3001本に伸ばした。  3000本目の安打が遊撃の頭を越え、左前へ落ちた。先発右腕メンドーサが投じた初球、92マイル(147キロ)の外の直球を逆らわずに流し打ち。節目の大記録が達成された。  イチローは「詰まったと思いました。ちょっと(本塁打を)狙ってたので。初球を。1球目に決めたかった。絵的にも1番それがサマになるかなと思って。それが本塁打になったら一番いいので。詰まった、でも安打だった、という感じでした」と、思い描いていたシナリオとは違う結果で達成されてしまったと振り返った。  敵地にもかかわらず場内のビジョンには「イチローはパシフィックリーグとメジャーリーグで3000本安打を達成」と紹介された。一塁ベース上のイチローは、初めはヘルメットのひさしを触っただけだったが、観衆の拍手が大きくなると、やや表情を緩め、右手でヘルメットを取って歓声に応えた。  「何もないと思っていたので、すごく戸惑いましたね。でも無視はできないので。テキサスは一番静かでのんびりしてて、一番想像できない」と敵地で快挙をたたえられたことに驚いたという。  6回1死満塁の第4打席では、きれいに中前にタイムリーを放った。ヒットを1本積み重ね、次の目標へ向かって一歩目を記した。  日本で3000本安打は張本勲氏(3085本)1人だけ。メジャーでも27人しかいない快挙だ。試合数でもタイ・カッブの2135試合に次ぐスピード記録。イチローは34歳281日で、これもタイ・カッブの34歳231日に次ぐ。  今年の自主トレでは球宴前(7月13日)までの達成を目標に掲げたが、春先から3割を超えることはなく、思わぬ苦戦を強いられた。7月に入って調子を上げてきたものの、残り7本としてから8試合で34打数6安打。無安打が3試合と急ブレーキがかかった。次の目標とした7月24日までの本拠地での実現もならなかった。  残り7本とした21日のレッドソックス戦から、ふだんは10人程度しかいない日本の報道陣が、一気に5倍近くに膨れあがり、3000本フィーバーが繰り広げられてきた。  「初安打からここまでは別に長いと思わないですよ。でも、この1週間はヤケに長かった。(理由は)やはり意識させられて、結果を出せない打席が続くことでしょうね」と大台を前にプレッシャーを感じていたと明かす。  次の目標は張本勲氏の持つ日本記録更新。今のペースなら4000安打も十分可能な数字だ。メジャー記録はピート・ローズの4256安打、2位のタイ・カッブと、4000安打以上は2人しかいない。  いったいイチローはどこまで安打数を積み上げることができるのか。3000本安打という呪縛から解かれたイチローのバットに、1打席ごとに注目が集まる。

投稿者  (18:30) | PermaLink
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